環境エネルギー

地中熱利用ヒートポンプシステム

地中熱を利用した冷暖房の普及が進んでいます。地中を50m程度掘削し、地中熱を汲み上げ、冷暖房へ利用します。

夏は室内の熱を地中に排出し、冬は地中の熱を汲み上げて利用します。ヒートポンプは少ないエネルギーで冷熱・温熱を得ることができるため、省エネ・CO₂削減に貢献できます。

工法のイメージ・地中熱利用ヒートポンプシステム

地中熱ヒートパイプ融雪システム(凍ラン土)

地中熱ヒートパイプ融雪システム(凍ラン土)は、パイプ採熱部を約10m程度地中に埋め込み、放熱部を融雪箇所に並べて固定後、舗装して施工完了となります。

地中熱は年間を通じて約15℃と安定しており、この地中熱で加熱されたパイプ内部の作動液が蒸気となり舗装内の放熱部に移動、熱を放出後液化し地中に戻ります。
作動液は地中と舗装内の温度差がある限り放熱循環を繰り返します。

このシステムは100%自然熱(地中熱)のクリーンエネルギーを利用したエコ融雪であり、電気代、ガス代、油代などの燃料費が不要で、ランニングコストは0(ゼロ)。 また、スイッチもないため面倒な操作もメンテナンスも必要なく、半永久的に作動いたします。

工法のイメージ・地中熱ヒートパイプ融雪システム(凍ラン土)